増大サプリといえばの2大アミノ酸
「シトルリン」「アルギニン」
この2つが入っていない増大サプリは少ないのではないでしょうか?
そもそもどんな成分なのか、
なぜ増大にいいといわれるのか理解している人はどれくらいいるでしょうか?
本当に効果あるのか?についても疑問が残ります。
この記事では、シトルリンとアルギニンの本当のところに迫ってみたいと思います。
成分解説
まずはシトルリンとアルギニンはどのような成分なのかです。
どちらもアミノ酸で、非必須アミノ酸というグループに分類される人間の体内でも生産される成分です。
しかし体内で生産されるからといって、全く食事などから摂取しなくていいわけではなく、
疲労回復や、傷口の治り、血流の促進などに役立つので食事からの摂取も推奨されています。
シトルリンがスイカに多いことは有名で、スイカ可食部100gあたりで180mgのシトルリンが含まれます。
アルギニンはニンニク、ナッツ類などに多く、ニンニク100gあたり4000mg、ナッツでは100gあたり2000~3000mgほどのアルギニンが含まれます。
一日にどれくらいとれば良いのかは所説あり、正確にこれだけ!という数値はないようです。
文献などではシトルリンは800mg、アルギニンでは2000mg~4000mgという摂取推奨量がありました。
シトルリン、アルギニンは摂取することで、血管拡張を促すNO(一酸化炭素)を作るのを促進するので血管が拡張し血行が良くなります。
男性の大事な部分は海綿体という血管の集まりが組織になっているので血の巡りが悪ければ、立ってくれないということも、、、
そうした意味で血行は男性にとって重要で、血行を促進するシトルリンとアルギニンが増大サプリに配合されるようになったのです。
増大に効くのか
さて上記でシトルリン、アルギニンの体内での働きはご理解いただけたでしょうか。
でも、増大サプリとはアソコの大きくしたいという思いで飲むものですね。
「本当によく言われるような効果はあるのか?」こちらに迫ってみます。
アソコが長くなるデータは確認されていない
シトルリン、アルギニンに関わらず、栄養を摂取したからといってすぐに何十cmも身体の一部だけを伸ばすことは不可能です。摂取したものがそこだけに効くというのは身体の仕組みを考えてもありえません。
身体に良い成分であることは間違いないし運動機能の回復促進や疲労感の軽減などのデータはあります。しかし増大サプリを販売する企業のなかで悪質なところでは、まるでシトルリンとアルギニンを摂取すればぐんぐんアソコが伸びていくようなイメージをさせる誇大広告を行っているところもあり、シトルリンアルギニンへの過剰な期待が広がってしまったようです。
ただ長さをだしたいということであれば増大手術をするしかいまのところ確実な方法はありません。
しかし、シトルリンアルギニンの性機能への影響は侮れないというデータも存在しますので次項で解説していきます。
シトルリンアルギニンは性機能の改善には役立つ
シトルリンとアルギニンの摂取による性機能、特に「勃起力」に関しては臨床試験でもその効果が実証されています。
参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21195829/
参考:https://www.jstage.jst.go.jp/article/fpj/147/1/147_31/_pdf
通常、勃起不全などの症状にはシルデナフィルなどの医薬品が用いられますが、心臓が弱っているなどの他の疾患があると身体に強い負担になることもあります。
シトルリンやアルギニンであれば身体に負担をかけず、勃起力の向上が期待できます。
太さと持続力アップに即効性はない
長さアップは残念ながら期待できないと解説しましたが、血流の関わる部分でいえば、太さの変化は感じる方が多くいるようです。
下半身の血管に血が充満することで勃起という現象がおきますが、若いころはびんびんでも歳とともに位置が下がってきたりします。
立ちが悪い時は血でパンパンになっていないので直径も細くなります。勃起力が回復するにつれて血がパンパンに漲るので太くなるのは当然です。
しかしシトルリン、アルギニンはあくまでも栄養素です。その効果もサプリメントレベルであることは忘れてはいけません。
お薬のように即効性があるものではないです。
身体の変化を実感するには体内サイクルを理解する必要があり、継続的な摂取が重要です。
人間の細胞の生まれ変わりのサイクルは3か月と言われています。サプリメントで実感を得るまでにもやはり3ヵ月~半年はかかる方がほとんどではないでしょうか。
お薬のように副作用があるわけではなく、安全に安心して継続摂取出来るのはメリットと言えるでしょう。
シトルリンとアルギニンは相乗効果がある
成分はお互いに働きを高めたり、一緒に働いたりする相乗効果があります。
シトルリンとアルギニンは一緒に働くアミノ酸です。
シトルリンは体内でアルギニンに変換される成分で、アルギニンは一部シトルリンに変換される成分です。
アルギニンはアルカリ性なので、胃や腸が強くない方だと多量に摂取すると不快感を感じることがあります。シトルリンはそのような心配がないのでシトルリンが多めになっているサプリメントが多いです。
サプリメントを選ぶ時はシトルリンアルギニンが両方配合されているものを摂取することが重要です。
血流促進だけでは十分ではない
ここまでシトルリンとアルギニンの本当のところをまとめてきました。
増大を本気で狙うなら、シトルリン、アルギニンの血流促進だけでなく男性の性機能の根底に関わるテストステロン量を増やすことも重要です。
男性ホルモンは95%を睾丸で生成していて成長期に身体の変化をするように促す分泌物です。男性ホルモン値が少ないと男性器はちいさくなってしまうのだそう。
いくら血行を良くしても下半身の成長に期待出来るのは太さアップと勃起力位です。
全体を大きくしたいなら、テストステロン値を上昇させることが必要です。
ですので、シトルリンとアルギニンにプラスしてテストフェンやトンカットアリ成分などを一緒に摂取することをおすすめします。