増大サプリは日本製のもの以外にも海外で製造されているものがあります。海外の増大サプリは危険であるといわれることが多いです、なぜそのようにいわれてしまうのでしょうか。
このページでは知らないと命にかかわる海外製の増大サプリの危険性について解説してきます。
日本で手に入る海外製増大サプリについて知ろう
日本で手に入る海外製の増大サプリにはどのようなものがあるのでしょうか?
日本国内で製造販売されている増大サプリの特徴と比べてみました。
海外製増大サプリ | 日本の増大サプリ | |
配合成分の特徴 | 医薬品成分が入っている場合あり | 天然成分(医薬品成分なし) |
品質 | 高い | 高い |
副作用 | 副作用の危険性が高い | 危険性が低い |
海外製増大サプリの特徴を下記にまとめました。
・日本での医薬品成分が入っている場合がある。
・品質はアメリカの場合FDA認可のサプリであれば品質は高い。
・医薬品成分が入っていることで副作用の危険性が高い。
日本未認可の成分が入ってる場合がある
海外製増大サプリに入っている場合がある、日本未認可の成分の一例をご紹介します。
医薬品成分であるシナデルフィル
シナデルフィルはバイアグラの有効成分として認知されています。海外ではシナデルフィルが増大サプリに入っている場合があります。特に中国製の粗悪なサプリが、シナデルフィルを含んでいることを伏せて国内で販売している例が多いようです。
参考:医薬品成分(シルデナフィル及び類似成分)が検出されたいわゆる健康食品について
多くの海外製増大サプリに入っているハマビシ
ハマビシも果実部分は医薬品成分とされており、国内ではサプリメントに使用することが禁止されている成分になります。神経系・筋肉・肝臓および腎臓への影響が報告されているようで、
ハマビシの草木部分についても、一部のEU加盟国は食品サプリメントへの使用は安全でないとして流通を禁止しています。
https://www.fsc.go.jp/kigai_jyoho/hamabishi_supplement.html
DHEAはドーピング指定薬物
DHEAは海外ではサプリメントに配合されていますが、日本では医薬品成分とされ販売ができない成分です。
乳がんや前立腺ガン、卵巣がん等のガン進行を早める恐れがあるという報告されています。
国際オリンピック委員会ではDHEAは筋肉増強剤にあたるとして、ドーピング薬物指定されています。
購入は「個人輸入」になる
日本未認可の成分を含んだサプリメントも国内から買うことができてしまいます。
個人輸入代行サービスを利用して海外の商品を個人輸入して買うことができるからです。
本来、医薬品ないしサプリメントを海外から輸入する場合「薬監証明」という書類が必要ですが、個人での使用に限り特例で「薬監証明」なしでも、海外サプリメントを購入することは2ヶ月使用分を上限(目安)として認められています。(2021年8月現在)
参考:1806 医薬品・化粧品等の個人輸入について(カスタムスアンサー)
上記の特例は、個人の使用のみです。友人に譲ることは認められていません。また、自宅以外の場所に送ることも認められていません。
販売目的の場合は、厚生労働大臣の承認・許可が必要で、個人利用の場合は税関での確認が行われます。
まとめ 海外製の増大サプリにリスクはつき物。購入はすべて自己責任。
「自己責任」ときくと突き放された印象があるかもしれません。
しかし、海外製の増大サプリを購入するということは、購入時の個人輸入代行サービス選びから購入後の税関対応、使用まですべて自己自身で行う必要があります。仮に利用して医薬品成分の副作用で気分が悪くなった場合に返品などを行いたくても、すべてご自身で調べて対応する必要があるということです。
もし、万が一命にかかわるような副作用がおきても、すべて自分で気づき自分で病院に行き成分などを正確に医師に伝えられないとならないということでもあります。
医薬品成分が入っていることがわからない場合すらあるということも頭に入れておかなければなりません。
リスクを考えると、やはり国内のサプリを選ぶほうが安心感があることは間違いありません。国内製造販売の増大サプリの比較を作っているのでこちらもぜひご覧ください。